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【チームマネジメントシリーズ 第2話】スタッフの強みを見つけて伸ばす|一人ひとりの個性を活かす方法

📅 公開日:2026年6月8日
チームマネジメントシリーズ第2話

👥 チームマネジメントシリーズ

第1話:売れるチームの作り方 第2話:強みを伸ばす 第3話:モチベーション管理 第4話:売れないスタッフへの向き合い方 第5話:新人育成 第6話:数字の管理 第7話:ミーティング術 第8話:自分で動くチーム 第9話:問題スタッフへの対処 第10話:プレーイングマネージャー術

「このスタッフ、もっと伸びるはずなのに」

そう感じながらも、どこをどう伸ばせばいいかわからない——マネージャーなら一度は経験する悩みです。

強みを伸ばす前に、まず「強みを正しく見つけること」が必要です。そして強みは、本人が自覚していないことの方が多いです。

私は現在も外資系ラグジュアリーブランドでプレーイングマネージャーとして現場に立ち続けています。スタッフの強みを見つける時に大切にしていることがあります。

強みは「派手なスキル」より「繰り返し出る良さ」です。

たとえば、話が上手いより「相手が話しやすくなる人」の方が強い場面も多いです。聞き役が得意・比較提案がうまい・空気を和ませるのが上手い——こういう「その人らしい動き」こそが、チームで活かすべき本当の強みです。

強みの見つけ方3つ

①現場で自然に出ている動きに注目する。そして繰り返し出ているか確認する。

まず見るのは、指示していないのに自然とできていることです。

無意識に出ている動きの方が、本人が「得意です」と言う強みより本物であることが多いです。

そして、1回だけ上手くいったことは「たまたま」かもしれません。似た状況で繰り返し同じように出るなら、それは本物の強みとして見ていいです。

✅ 強みを見つけた瞬間

「先週も同じ場面で上手くいっていた」

「いつもこのパターンで自然と動ける」

この繰り返しが見えた時が、強みを見つけた瞬間です。

②お客様の反応を見る

こちらが「上手い」と思うだけでなく、実際にお客様がどう反応しているかを見ます。

お客様が安心している・笑顔が増えている・自然と話が続いている——これが出ているなら、そこに強みがあります。さらに「同じお客様がまたそのスタッフを指名してくれる」という場面が出てきたら、それは本物の強みが発揮されているサインです。

③本人が楽しそうにやっているか確認する

頑張って作った強みより、本人が自然にできることの方が伸びやすいです。

「楽しそうにやっている」「苦労している様子がない」——これが見えるなら、その動きは強みになり得ます。逆に頑張って維持している動きは、長期的にプレッシャーになりやすいです。

強みが見えてくるサイン

日々の接客を観察していると、強みが見えてくるサインがあります。

  • 気づくとそのスタッフにお客様が集まっている
  • クレームや迷いの場面で自然と落ち着いて対応できる
  • 提案の入り方にその人らしい独自の流れがある
  • 他のスタッフが「あの人みたいにやりたい」と言う
  • 本人が楽しそうにやっている

一つでも当てはまれば、そこに強みがある可能性が高いです。

強みを見つけたら「伸ばす場所を作る」

見つけた後が大切です。強みは使える場所に置いてあげることで初めて伸びます。

  • その人が得意な場面の接客に入れる機会を増やす
  • 得意なパターンが出た時にすぐフィードバックする
  • 「あの場面のあなたの動き、良かった」と具体的に伝える

本人が「自分はここが得意なんだ」と自覚できると、その動きが加速します。マネージャーの役割は、強みを見つけるだけでなく、使える場所に置いてあげることです。

その人しか取れない売上を大切にする

チームの中で「この人しか取れない売上」がある時、私はかなり高く評価します。

特定の常連客が指名してくれる・高額商品の場面で必ず成果を出す・外国人客との接客が特別に上手い——こういう「その人だけの価値」は、チームにとって大切な財産です。

全員を同じ型にはめようとすると、その人しかできないことが消えてしまいます。

それぞれの強みが違うからこそ、チームとして色々なお客様に対応できます。

まとめ

  • ✅ 強みは「繰り返し自然に出る良さ」で見つける
  • ✅ 自然に出ている動きを観察し、繰り返し出るか確認する
  • ✅ お客様の反応——指名が続く場面がその人の強みの場所
  • ✅ 強みは見つけるだけでなく「使える場所に置く」ことが大事
  • ✅ 「その人しか取れない売上」を高く評価する
  • ✅ 違いがチームの強さになる

📋 明日からできること

  • 今日の接客でスタッフの「自然に出ている動き」を一つ観察する:指示していないのに上手くできていることがあれば、それが強みの候補
  • 強みが出た瞬間に「あの場面のあの動き、良かった」と具体的に伝える:フィードバックが強みを加速させる

📖 次回予告

【チームマネジメントシリーズ 第3話】
モチベーションを維持させる技術
やる気が続くチームの作り方

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